特養に入所していた父が亡くなりました。
父が棺桶に入ってるのを見ても、焼かれて骨になっても悲しいという気持ちが全く湧きませんでした。
自分の気持ちがすっぽりと抜け落ちた感じで今に至ります。
亡くなった後の手続きで気が張っているからだと思い込んでいましたが、どうやらそうじゃなかったみたい。
父が亡くなって、ホッとしてる自分に気づきました。
自分勝手に生きて来た父。
自分の人生を自由に生きることはいいと思うけど、自分勝手に生きるのはちょっと違う。
面倒くさいことから逃げる父に振り回されまくった私たち家族。
父は自分を捨てた両親の方ばかりを見て、自分が作った家族を蔑ろにしてきました。
父は両親にお金を出すことで、愛してもらおうとしてたのかな?
私の父からお金を搾取し続けた父の両親プラスアルファたち。
私の父はクソやったけど、私の父の両親たちはもっとクソやったと思う。
父が持ってるお金を、自分の両親に渡すのは多少問題はあるけどまだいい。
でも父が借金してまで両親プラスアルファにお金を渡すのは問題しかない。(銀行じゃないところから借りてもう大変)
今みたいに情報がググれたら良かったけどそういう時代ではなかった。
父が自分でその借金を返せたらいいけど・・・ね。
父の借金、父からいつお金を貸してくれって言われるか分からん私の不安は父には死んでも分からんと思う。(貸したお金返してーーー!)
父が亡くなり、肩の荷がようやく下りた感じがする。
父には年金がなかったので、特養の利用料は、母が働いていた時は給料と貯金から捻出。
母が仕事を辞めると母の貯金から捻出。
特養の手続きや、父の日常生活で必要なものは私が揃えていました。
介護が地獄なのは、期限が決まっていないこと。
本当に不安しかなかった。
母の貯金にも限りがあるし、母の老後にも備えないといけません。
この状態がいつまで続くのか不安で不安で仕方なかった。
心の中で”父が早く死んだらいいのに”と何度思ったことかわかりません。(苦笑)
でも父が亡くなり、あんなにキライだった父への思いが少し変化したように思います。
もう少し時を重ねたら父のことを許すことが出来るのかな?
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