このマンションに引っ越してきたのは20代の頃。
約20年経ち私ももうアラフィフ。
自分の老化も著しいけど、それと同じように住人の人の老化も・・・ね。
今回は、そんな住人とのやりとりでモヤモヤしたことをお話します。
モヤモヤする気持ちが止まらない
ある日買い物から帰ってくると、Zさん(70代男性)が、入口の段差のところで手すりを持ってフリーズ。
声を掛けるとどうやら自力で動けないようなので、手をひいてエレベーターまで移動。
よく見るとシャツが汗で濡れてるし、手も震えています。
このままZさんを1人にするのはどう考えても良くない。
Zさんの階まで行き、家まで連れて行こうとしましたが、エレベーターを降りると動けなくなりました。
手を離すと倒れそうなので、その場に座ってもらうと脱力。
1人で支えるのはキツイと思ってたら、その階に住むAさん(70代女性)がエレベーターから降りてきました。
AさんとZさんは同じ階で顔見知り。だから少しの間、Zさんを見てもらうことにしました。

(私)脱水の可能性があるので水を買いに行く間Zさんを見てもらってもいいですか?
水をダッシュで買いに行き、ペットボトルをZさんの手に持たせ飲ませるも水をあまり飲みません。
このまま医療知識のない2人(Aさんと私)がそばについていてもZさんは良くならないはず。
Zさんに救急車を呼びたいと何度言っても『救急車は呼ばないでくれ』の一点張り。
するとZさんが『眠たくなってきた』と言い出しました。

(私)眠くなるのはいい状態じゃないから救急車を呼びますよ
Zさんもようやく同意してくれたので119番。
救急隊が到着したので、いままでの状況を話しました。
Zさんがストレッチャーに乗せられ一安心。
Aさんと顔を見合わせ『救急の人が来てくれて安心したね。良かったね』とお互い笑顔。(安心したのよ)
するとタイミング良くZさんの奥さんがエレベーターから降りてきました。
AさんがZさんの奥さんに『旦那さんがちょっと大変で救急の人に来てもらってん』と話してくれました。
Zさんの奥さんの第一声『あぁ朝からなんか調子悪そうやったわ』
え?!
第一声がそれ???
感謝されたいからZさんと一緒にいた訳じゃない。
心配やったから一緒におっただけ。
でも
奥さんに対してモヤモヤした気持ちが止まらない。
もし私が奥さんの立場なら、まずはその場にいた人にお礼を言うと思う。
だって私が買ってきたアイスクリームは完全に溶けてた。
アイスが溶けたってことは、それだけAさんと私の時間をZさんに使ったってこと。
Zさんを救急に引き渡して安心したけど、奥さんの態度にモヤモヤが残ったのは私の心が狭いからかな?(←心が狭い!)
もし今回と同じようなことが私の身に起きたら(起こったら嫌やけど)、その場にいてくれた人にまずは感謝を伝えようと思った出来事でした。
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